海原会について

お知らせ

2017年12月27日

予科練戦没者遺書等蒐集のお願い

1 蒐集の趣旨

  戦後72年が過ぎ、ややもすれば、予科練戦没者の遺書等は過去のものとなり、今との繋がりが希薄になって来ているように思われます。しかし、これらの遺書等は、72年前の現実であり、そして現在もご遺族の皆様が戦没者対する深い悲しみと感謝の思いをもって生きていらっしゃる現実があります。

海原会では、遺書などを過去のものとせず、今に繋がっていることを雄翔館来館者に実感してもらうため、昨年に引き続き戦没者の遺書等の蒐集を行うことといたしました。

なお、海原会に寄贈された遺書等は会の保管庫に大切に保管するとともに、戦没者の人柄や経歴、エピソード等お知らせ頂ければ、「解説」として使用させていただきますので、併せて海原会へお送り頂ければ幸いです。

2 遺 影

  ◆ 遺影の裏に戦没者の期別、出身県、氏名を記入してください。

    (鉛筆書きでご記入ください。期別が不明の場合は不要です。)

  ◆ 複数の人が写っている場合には、どの方が本人か判るように説明や印を付けてください。

  ◆ 可能であれば、何時頃、何処で撮影された写真なのか説明をつけてください。

3 遺書・遺稿

  ◆ 何時頃、誰宛てに出された書簡等なのか、また、遺書・遺稿に関する説明を付けてください。

    この説明は、雄翔館での展示の際に「解説」として使用いたします。

4 遺品

  ◆ 遺髪、遺爪等は、受け取りかねますので、ご了承ください。

  ◆ 制服等衣類は、穴が開いたり、痛みのひどいものはお預かりできませんのでご了承ください。

    判断できない場合には海原会にご相談ください。

5 送付要領

  ◆ 宛先

    〒140-0013  東京都品川区南大井6-16-12 大森コーポビアネーズ403号

     公益財団法人 海原会

  ◆ 寄贈された遺書等の所有権

    公益財団法人海原会の所有となります。

  ◆ 郵送料の負担

    海原会に事前にご相談ください。


海原会では、皆様に寄贈頂いた貴重な遺品・遺書などは、専用の所蔵庫に専門家のアドバイスを頂きながら細心の注意を払って保管管理しております。


収納状況

収納状況

収納容器

収納容器

収納状況2

収納状況2

収納棚

収納棚

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