海原会について

お知らせ

2017年12月21日

予科練雄飛会本部が活動を停止することになりました。

昭和8年7月17日、初代教育部長市丸利之助少佐の命名により「雄飛会」が誕生しました。

爾来、今日まで84年間の長きにわたり活動を続けてきた「予科練雄飛会」が、その本部活動を平成30年春頃をもって停止することとなりました。

「雄飛会」は、公益財団法人海原会発足時の母体となった組織であり、「海原会」にとりましても断腸の思いですが、予科練同窓生が会員のほとんどを占めている「雄飛会」としてはその高齢化にともなう本部機能の停止はやむを得ないことなのかと推測しております。

これからは、「予科練雄飛会」が担ってこられた乙飛予科練出身戦没者の慰霊と顕彰そして生存同窓生の皆様の融和団結のための活動を「公益財団法人 海原会」に担わせて頂ければと考えております。

以下に、予科練雄飛会の会長 小林和夫 様(乙飛19期生)が機関紙「雄飛」に掲載された文書を掲載させていただきました。

 予科練雄飛会本部の活動を閉じるに際し。


昭和8年7月17日、予科練の第1期生が予科練習生の教程を卒業し飛練を終え、実施部隊に赴任した記念の日を以って、初代教育部長市丸利之助少佐命名により「雄飛会」が誕生。
終戦により一時中断がありましたが、復活への強い信念から1期生・野口克己先輩を中心とした、在京生存同窓により、昭和38年4月「予科練雄飛会」として再建の第一歩を踏み出して以来数々の輝かしい歴史を刻みつつ、戦没同窓の慰霊とその顕彰を第一義にご遺族の皆様方と歩み続け半世紀余りが過ぎ去りました。
時代は昭和から平成へと進み、今日予科練の聖地土浦海軍航空隊の一角に、雄翔園の造園と鎮魂の記念像の建立に続き、戦没同窓の遺書・遺品等を展示する雄翔館も建設され、会報「雄飛」の発行等献身的な先輩同窓の努力と関係する多くの皆様の一方ならぬご支援とご協力により、今では予科練のメッカとして後世にと継承されている現実は慶賀の極みとする処です。

五十余年前に再建された予科練雄飛会は、発足当時三千余名の会員を擁し、全国各支部との連携と併せ本部活動も発足し、当時の精神を堅持しつつ充実した活動を続けてきましたが、ご案内の通り近年会員の高齢化に伴い急激な減少により、本部活動も財政的に厳しい決算が続き、本年度は此れも限界と予想された為全国理事会に諮り、平成三十年春を以って事務所を構えた本部としての活動を閉じる事に決しました。後続の無い組織の運命とは云え寂しい限りです。

今後に付きましては活動中の支部並びに各期別等の活動に加え、靖国神社での慰霊祭と併せ、今日が来ることを予測して雄飛会を軸とした丙飛会、甲飛会、特別乙飛会の予科練四会が一つになり立ち上げた『公益財団法人 海原会』が主催する、土浦での慰霊祭の協力参加等により、同窓戦没者への慰霊の誠を捧げ、輝かしい歴史を誇る予科練雄飛会の伝統的な精神が永く継続されます事を心から念願し、改めて長きに亘り予科練雄飛会へのご支援とご協力に対し深甚なる敬意と感謝を申し上げ、ご挨拶と致します。

 

平成二十九年十二月一日

予科練雄飛会

会長  小林和夫

 
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