海原会について

お知らせ

2019年11月14日

阿見町ふるさと納税に協力をお願いします💛

「予科練生のふるさと」茨城県阿見町では、地方創生の柱としてこの度「ふるさと納税制度」を導入いたしました。
海原会では、阿見町に土浦海軍航空隊が開設されて以来、戦中戦後を通して予科練と共に歩んできた阿見町に少しでも協力できればとの思いから、ホームページを通じて皆様に協力をお願いすることといたしました。

予科練がこの地にあった15年間、若くして親元を離れ一人前の搭乗員を目指して日夜鉄石の訓練に耐える予科練生の、父親や母親の代わりとなって彼らを支えたのは地元阿見町の住民の皆さまでした。予科練生はそのやさしさに包まれながら、人生の最も充実していたであろうひと時をこの町で過ごし、大空にまた大海原へと散華していったのです。

また、終戦後は阿見町婦人会が中心となり戦没した予科練生達の慰霊を行ってまいりました。

特に、予科練の碑(二人像)の建立に当たっては、当時阿見町婦人会初代会長であった古谷りんさんは全国に寄付を募るとともに、乙飛、甲飛、丙飛と纏まりがなかった予科練同窓に呼びかけ予科練全体の組織作りと慰霊碑建立運動の先頭に立って活動を進められました。

更に、慰霊碑建立を促進するために昭和39年には阿見町議員選挙に立候補し、阿見町における初めての女性議員として3期議員を務められました。

このほかに、阿見町地域婦人会連合会会長をやられた塾田鶴江さんは古谷りんさんとともに募金活動を、牛久の川辺さんを始め多くの方が雄翔園に植樹する植木の寄付を、小松ちかさんは古谷りんさんと協力して、灯篭を寄付されました。

数え上げれば限りの無い地元の協力をいただいて今日まで戦後74年にわたり戦没予科練生の慰霊を滞りなくおこなうことができました。

こんな「予科練のふるさと 阿見町」を創生するためのふるさと納税に、このホームページをご覧になられ戦没予科練や海原会の活動に少しでも共感を持っていただける皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
なお、ご協力をいただける皆さんは添付の資料に基づき「ふるさとチョイス」のポータルサイトから納税をお願いいたします。また、納税手続きのなかで出てまいります「寄付金の使用目的」につきましては「予科練平和記念館整備管理基金」をご指定ください。
(ふるさとチョイス ポータルサイト)
URL:https://www.furusato-tax.jp/city/product/08443 

公益財団法人 海原会
 会長  小林 和夫(乙飛19期)
 理事長 菅野 寛也

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