理事長挨拶

第5代　理事長

安井　剛

菅野理事長の後を受け、理事長職に就任

この度、「菅野寛也」理事長の後を受けて第５代理事長に就任しました安井剛でございます。 海原会会員の皆様におかれましては、ご健勝にてお過ごしの事とお慶び申し上げます。

さて、「海原会」は昭和４１年に土浦海軍航空隊跡地に高松宮殿下及び妃殿下の御臨席を賜り建立された予科練戦没者慰霊碑（予科練二人像）と、昭和４３年に建設された予科練記念館（雄翔館）に展示される戦没予科練生の遺品・遺稿・遺影等を維持管理し、戦没予科練生の御霊を慰霊すると共に、その遺訓を後世に伝承する事を目的として、昭和５３年に「財団法人海原会」として設立されました。

平成２２年には「公益財団法人」に移行することにより、従来にも増して会に公益性が求められることとなりました。このため、ホームページ等ソーシャルネットワークを利用して関連の情報を適宜に発信して社会に貢献をするとともに、会員の皆様が相互に情報を交換したり予科練や日本の近現代史の研究を行うための環境や資料の提供などにも力を尽くしているところでございます。

役員の多くが、高齢化のために予科練同窓生から一般会員へと移り変わり、生存予科練同窓生が創設した海原会が今まさに変革の時を迎えようとしております。このような時期に、理事長を拝命しその体制改革の先頭に立てることは光栄であるとともに、大きな責任を感じております。

今後ともに、ご遺族及び予科練同窓生を始めとする会員の皆様のご理解・ご協力を頂くと共に、「陸上自衛隊武器学校ＯＢ会」及び地元阿見町の皆様、更には、「海原会」にご理解・ご協力を頂いている関係諸団体のお力を得て「公益財団法人海原会」の活動を継続してまいりたいと考えております。

どうか関係の皆様には、倍旧のご理解・ご支援・ご協力を賜りますように御願い申し上げます。

令和４年６月１８日
公益財団法人海原会
理事長　安井　剛